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がんサバイバー体験談コラム(第8回)を掲載しました。

2021年03月30日

第8回は乳がんサバイバーの昆広海様です。がん宣告時の驚き、定期健診・早期発見の大切さをお話しいただきました。

 

私は公認会計士として監査法人で働く乳がんサバイバーです。
ちょうど3年前の今頃、0歳の娘とお風呂に入っているときに自分の胸にしこりを見つけた時の事は今でも覚えています。変だなと感じ、すぐに近所の乳腺クリニックで検査を行った結果、ステージ2の乳がんが発見されました。

それは、娘を保育園に預け職場復帰を控える中の宣告でした。仕事と育児の両立に加え、治療も両立することを考えると頭の中が真っ白になりました。

会社に事情を説明し、手助けしていただいたことで、仕事と手術、半年間の抗がん剤治療を両立する事ができました。途中から抗がん剤の副作用で髪も抜けてウィッグになったのですが、「似合ってるね」と言われてとても安心したことを覚えています。
現在も定期健診のために通院しておりますが、治療は行っておりません。
おかげさまで、今も同じ仕事を続けています。
0才だった娘も3才になり、日々の成長をとてもうれしく感じます。
これも早期発見のおかげで治療期間が短くすんだおかげです。

がんは早期発見ならば十分に治療と仕事の両立が可能だと思います。
自分の身体は自分でしか守れません。ぜひとも、定期健診はもちろん、女性であれば乳房のセルフチェックとしてお風呂での触診もお勧めします。

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